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2006年9月
 
                         <文・臼木淑子>
(マナー)

『思いやり』

 こども達に『せき(コンコン)をするときは手をあててしなさい。』
と教えるのは当たり前だと思っていました。
伝え聞いた話ですが、
ハワイの空港に 「せきやくしゃみをする時は、手をあてましょう。」
他の語訳はなく日本語だけで書いてあるって。
イギリスの各国のホームステイ学生を預っている家庭のルールの中に 
日本人に配る紙には、「ドアの開け閉めは丁寧にしましょう。」と書いてあった。
長く大切に使うのには、体も形ある物も丁寧に扱わないといけない。
と言うことは、何に対しても『思いやり』が必要なのだとイギリスの話を聞いて再認識しました。

(成長)
『悪いこと』
 スイミングへ行く途中の交差点で、
広い横断歩道なのですが、車の流れが止まった瞬間
赤信号の中を女の人がスーッと出て渡り始めました。
『アーッ こどもたちには見せたくないなぁ』と思っていたら、
「先生、あの人目が見えないのかなぁ?」
「違うよ、色がわからないんだよ。」
「日本人じゃないから知らないんだよ。」
とこども同士で会話が始まりました。
どんな話になるのか面白かったので聞いていたら、
最終的には
「やっぱりお約束の守れない悪い人なんだよ。」
と一番の年長者が言うと 
「そうだよ悪い人なんだよ」と他の子も同調しだした時
信号待ちの人たちがみんなこの話を聞いていることに気がつきました。
そしてスーツを着た男性が
「そうだよ あんなになるなよ」と言って青信号になるまでのひと時を過ごしました。




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